Saturday, December 20, 2008

KEISON@かねよ食堂

20081220193712

かねよ食堂は以前から来たかった場所だ。

新逗子から京急に乗って、馬堀海岸(観音崎のそばです)で降り立った。

防衛大学の終業式が終わったとの事で
駅前には制服を着た大勢の学生が、ガラガラを引いていた。
この大学は全寮制なのだ。
水兵さん帽子が昭和の匂いを感じさせた。

タクシーを降りたら、薄暗い砂浜の小道の先に、今日の目的地かねよ食堂があった。

目の前は海岸。まるで、カリブ海のビーチバーだ。
ここだけ、薄明かりがついて、ぼーっと明るく浮かび上がっている。

KEISONのライブまで、もう30分を切った。

20081220203341


| | Comments (4) | TrackBack (0)

Tuesday, January 08, 2008

今年のテーマ

今年のテーマは、「ストイック=禁欲主義」だ。節制が大きいほど、得るものも大きいい。もちろん、快楽も深い。浅田次郎のプリズンホテルを読んでいて、この忘れていた大原則を思い出したのだ。禁欲の対象は、主に食事。その代わりに、勉強し、カラダを鍛え、深く考える。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Wednesday, January 02, 2008

貢献と商売

2008年になった。
昨年は大いにいろいろな事を学ぶことができた年だった。
その中でも、最も大きなことは、
「世の中への貢献」と「商売」との関係を学んだという事。

つまり、
「このふたつを両立させようとするのはダメ。
世の中への貢献は、商売のプラスになるように使う」
という原則だ。

言い方を変えれば、
「良いことをやっていれば儲かる」ことは無い。
「儲ける手段として、良いことを利用することは出来るし、
大きな力になることがある」
という違いだ。

なぜ、ふたつを両立させようとするのはダメなのか。
それは、多くの判断の場で、
中途半端な判断をすることになってしまうから。
そもそも商売は両立させられるほど、甘くないという事である。

もっとわかりやすく言うならば、
「こういうものが社会にあるべき」から商売は始めたらダメ。
ボイスストア事業は、最初からそういう視点が強すぎてしまった。

極端な例で話をするならば、
お客様には無料でご奉仕するのが社会貢献としては一番なのだ。

松下幸之助の水道哲学は、
あくまで商売のために思いついたことであると
理解しておいた方が身のためだと悟った。

「こんなこと当然。なんでこんなことをわからずに
いままで会社を経営してたのか?!」
といろいろな方(先輩、同輩、支援してくださっている方、株主)に
怒られると思うが、「これも私」なので、公開しました。

「日本には志の高い企業が無さ過ぎる」
これは、私が師事する横山偵徳さんのお言葉である。
私もそれを実感している。マッキンゼーの頃から。
それで、「志」を、とにかく求めて、
この10年間、企業経営をしてきた。
しかし、その結果として、このような結論に至った。

そこで、今年からは、逆に振れることにすることにした。
つまり、これからは、
「儲ける」に徹することにします。

そして両極端を経験することによって、
大局を会得することにする。

| | Comments (1) | TrackBack (0)

Tuesday, June 20, 2006

医療業界に市場原理をもたらし、良質な医療を普及させる

自由診療分野での新たなビジネスチャレンジ(2005年8月)
Ito_photo_1_1


未成熟な市場、医療業界でのボイスストアの取組
Voice Storeでは、「LASIK」(レーシック=レーザーによる近視矯正手術)を診療科目のひとつとして事業を展開しています。もともとLASIKは正しい理解がされておらず「怪しい」と思われがちなものでしたが(正直なところ、私自身も当初はそんなイメージを持っていました……)、その実、視力を回復する先端医療としてすでにアメリカでは年間150万人が手術を受けるなど広く普及していますし、日本でも近年急速な広がりをみせています。

ただし、現在日本でレーシックを行っているクリニックは200施設程度ありますが、そのすべてが「良質な医療」を提供しているかどうかは疑問です。つまり良いクリニックとそうでないクリニックが入り混じった玉石混淆の状況ですが、この業界ではまだ「良いものは市場価値が高く、悪いものは淘汰される」という市場原理が働いていないため、患者の側には「どこが良いところなのか」が非常にわかりにくい状態となっています。

また、LASIKは健康保険の対象とならない自由診療分野の医療行為になるのですが、自由診療は点数による診療報酬ではなく、医師が価格を決められるので、医師が儲けようと思えば、「患者にはわからないように質の低い医療サービスを提供し、儲かったところで退散」ということもできるわけです。つまり市場が非常に未熟な分野なんですね。

このような未成熟市場の場合、その市場自体がエンドユーザーに対して「怪しい」といった誤解を与えていたら、医療に真剣に取り組んでいる医師、つまり良いクリニックも同じように見られてしまいます。
そこで、私たちがビジネスを通じて、患者さんと良いクリニックを結びつける支援をしようと考えました。医師と患者という関係に私たちのような第三者が専門家として入ることで、市場原理を働かせることができると考えたわけです。

「医療業界で市場を創っていく」というコンセプトで新たな事業を展開していこう。Voice Storeはそんな思いで立ち上げました。
同時に、私たちは企業ですから、ビジネスとして成立させることも欠かせないポイントとなります。ビジネスモデルは、広告収入ではなく、報酬は、こちらからの送客数に応じてクリニックから手術料の一定割合をいただく形にしています。

現在Voice Storeでは、レーシックを行っている眼科医の中でも、学会で活発に研究発表をしているレベルの主要な眼科専門医を中心に、現在では全国25ヶ所のクリニックと提携関係を結んでいます(年内には30クリニックまで増やす予定)。
ただ、Voice Storeと提携クリニック(医師)との関係は、単にサイトで紹介する、というだけではありません。医師からは病院経営などビジネスの相談もよく受けるので、時にはこちらから経営コンサルティング的なアドバイスも行うなど、インサイダー化しているのが特長だと思います。

ボイスストアを始めたきっかけ
もともと当社では、クライアント企業(銀行、航空会社、通信会社など)のマーケティング活動支援を行っていましたので、その実績を活かしながら、以前から注目していた医療業界で病院とエンドユーザーを結びつける仕事をしたいと考えていました。
その頃にLASIKが候補にあがったのですが、やはり当初はネガティブなイメージがありましたね。ただ、ビジネスとして取り組む価値があるのかどうか、それを判断する上でもまず自分で受けてみようと思い、検査を受けに行ったんです。

実際に検査を受けてみて担当医の話を聞くと、「これは先端の医療だ」と感じました。もともと私が抱いていた「怪しい」というイメージと、実際は先端医療であるという現実が乖離していたことを、その時身をもって感じたわけです。
それで、「これはもっと普及させることができるのではないか」、また、「自分たちがその一翼を担えるのではないか」と考えるようになりました。私自身、その後すぐにレーシックの手術を受けたのですが、この素晴らしさを伝えたい、という思いは手術を受けたことによってさらに高まりましたね。

とは言え、これまでとは異なる事業を安易に始めることはできません。Voice Storeの立ち上げに際しては、社内に新規事業のプロジェクトチームを設け、1年半程の準備期間、紆余曲折を経てスタートさせた経緯があります。
幸いにして当社は、それまでに金融業界など、「説明が難しい商品」の分野でのマーケティング活動支援の実績がありましたし、また一方で一部の医師とのネットワークもありました。

ただし、やはり医療の世界はバリアが高くビジネスとして難しい面がありますから、準備には時間を要しましたね。医療業界での新たな試みをビジネスとして成立させるためには時間と手間がかかりますので、初めから「儲けよう」という考えではきっと失敗していたと思います。それでは医師の信頼も得られませんし。
ただ、バリアが高い分ポテンシャルも高い分野ですから、やり甲斐は非常にありますね。

医療業界における成功のポイント
Voice Storeで苦労したことはたくさんありますが、ひとつ挙げるとすれば、やはり「業界内で理解してもらうまでに時間がかかる」ということだと思います。医療分野では「市場を創っていく」という概念がないので、医療業界の方に説明しても理解してもらうのが割と大変だったりします。

おかげさまでVoice Storeは現在順調に売り上げを伸ばしていますが、成功のポイントとしては、やはり、全国の主要な医師と信頼関係を築いてきたことが挙げられると思います。もちろん患者さんに対する良質なサービスの提供も欠かすことのできない重要な事柄ですが、医療業界という特殊な分野において信頼を勝ち取るには、医師に対して私たちのバリューを理解してもらうことがひとつの大きなポイントだと感じています。

マーケティングという考えを持っている医師は稀少ですし、逆に医師が自ら自分のことを売り込むよりは、第三者によって評価・紹介される方が効果が高いという背景から、私たちのような存在が受け入れられる土壌はあったと言えます。とは言え、医師にも色々な方がいますから、「商売ありき」でやみくもにそれぞれの医師と提携していったのでは、医師との信頼関係が崩れてしまうことも想定されました。

そこでVoice Storeでは、「商業主義ではなく、LASIKの正しい普及を目指す医師」だけと提携するという方針を掲げ、これまでに多くの医師の賛同を獲得。同時にそれは患者さんからの信頼を得ることにもつながり、ビジネスを順調に軌道に乗せることができました。

今後は、LASIK以外の診療科目も手掛けていきたいのと(現在一部展開中)、同じ志をもつ他の企業、機関との連携も図っていきたいと考えています。もちろんVoice Storeをより多くの方に理解していただき、より多くの方に利用していただけるような努力はこれからも続けていきます。
Voice Storeの今後には、是非期待していてください。

| | Comments (0) | TrackBack (3)

Monday, April 03, 2006

人生は予定外の出来事から出来ている    by John Lonnon

B000bix83c09lzzzzzzz


今日は素晴らしい天気だ。一面の青空。そして、桜の花が風に吹かれて、空を舞っている。こんな日は、顔を上に向けて、堂々と歩きたい。

私たちの会社、「JSホールディングス」と、そのグループ会社である「ディービーエムジー」、「ティーエージェント」は、今日が新年度の始まりである。

そんな日にふさわしい言葉を見つけた。

人生は予定外の出来事から出来ている。John Lennon の言葉である。
これには、2つの意味があると思う。
ひとつは、「チャンスはいつもある。それに気が付かないだけだ」という事。そして、もう一つは、「つまずいても決してめげないで進め」という事である。

先々週のWBCは良い例ではないだろうか。
アメリカが予想外にメキシコに負けたのは、ラッキーだったが、
イチローのあの負けず魂が、チームを優勝に引っ張った。

一つのドアが閉まっても、別のドアを探せ。
そうすれば、チャンスが巡ってくる・・・

John Lennon は、そう言っているに違いない。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Sunday, December 25, 2005

全日本フィギュア選手権にて

relay


たまたま縁があって、
全日本フィギュア選手権をリンク横で
観戦することができた。
観たのは代々木第1体育館で、
土曜日に行われた規定演技。
今まで、フィギュアに、
特に興味があったわけではなかったが、
すっかり魅了されてしまった。

なんと言っても、すごいと思ったのは、
10代の女性選手の精神力だ。
安藤美姫18歳、浅田真央15歳。
あれだけ失敗の可能性が高いきわどい演技の連続を、
オリンピックを賭けて、
それも大観衆の前で、
演じきる精神力。

始まる前の緊張感一杯の表情が、
終わった後の心から湧き出る笑顔に変わる
その3分間。
もちろん、この3分間には、
それまでの長い練習の日々と、
トップランクを維持するための何回もの
勝負の成果が全て凝縮されている。

うん、負けられない。
彼女達に負けられない。
心からそう思った。

来年早々、
創業以来8年続けてきた
マーケティング事業に終止符を打ち、
自由診療クリニックの比較・予約事業に
特化・集中し、IPOを目指す。

思いは通じる。
素晴らしいパートナーとも出会うことができた。
条件は揃っている。
あとは、トリノオリンピックへの切符を握った
3人の選手達のように、
戦いを勝ち抜くのだ。
それは、まさに
「上に、上に」という「自分への戦い」だ。

成功とは、人生の目標を達成すること。
来年は、勝負に勝つ。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Monday, October 03, 2005

ジョブスの卒業祝賀スピーチ

先日、友人の加藤社長が来訪された。彼は、私と同じ医療ベンチャーの社長で、病院のCS調査をビジネス化しているケアレビューという会社を経営している。http://www.carereview.jp

about_stanford_photo


彼が「伊藤さん、このスピーチ是非読んでください」と言って、送ってくれたのが、スティーブジョブズがこの6月12日に米国Stanford大学の卒業式で行った祝賀スピーチである。ジョブズは、言わずとしれた、iPodで今世界を席巻しているアップルコンピューターのCEOである。

いくつか示唆に富んだ話しがあるが、私は、点と点をつなげるという話しに強い共感を覚えた。
詳しくは、是非内容を読んだ頂きたいが、要点だけお話したい。
http://blog.livedoor.jp/tomsatotechnology/archives/2005-08.html
彼はスタンフォード大学の卒業生ではない。リード大学という大学に行っていた。私もアメリカの大学院を卒業した身ではあるが、リード大学は知らなかった(つまり、有名校ではない)。彼は家の事情でリード大学を退学している。しかし退学した後に、リード大学がカリグラフィー(飾り文字)で全米一の大学だったことを知り、大変興味を持ち、そのクラスに潜り込み大勉強した。

それが、後にマッキントッシュの「美しいフォント機能」となって実現するのだ。それまで、機能一辺倒だったPCの世界に、デザインや遊びを持ち込んで、PCの世界を変えることになる。

ジョブズは、「未来の先回りして、点と点を結ぶことはできない。過去を振り返って、点と点をつなげることはできるが、それは出来てからの事だ」と言っている。そして、「自分の内なる声、心、直感を信じて進め」と言っている。
私は、そこにベンチャーの神髄を見つける。そして、自分の信じる所を迷い無く進んでいこうと改めて思った。そう、今までは、他の人の意見に自分の直感を曲げてしまったことも多かったと思う。これからは、それはしないと誓うことにする。自分自身回想してみて、今まで、いろいろな事を直感で取り組んできたが、すべて成功につながっている。そして、現在の自分の存在につながってきている。例えば、大学時代、勉強に熱心に取り組んだのもおもしろかったから。今となっては、関係の無い学問も多かったが、そこで得たものの考え方、そして成績は、今、Voice Store 事業を進める上で得難い強みになっている。

余談だが、スタンフォード大学は西海岸の超有名校だが、東海岸の超有名校はハーバード大学である。この2校は対照的である。ハーバードはエスタブリッシュメント。弁護士、大企業のプロCEO、金融機関のCEOなどを多く輩出している。それに比べて、スタンフォード大学は、シリコンバレーの中心であり、いかにユニークなベンチャーを起業して成功させるかが価値観になっている。このジョブズの卒業祝賀スピーチも、スタンフォード大学でこそ・・・と言ったところだ。私は、もちろん、スタンフォード大学の方が大好きである。

| | Comments (1) | TrackBack (0)

Monday, July 04, 2005

「レポートトーク」と「ラポートトーク」

私たちが自分以外の人間と関わるときに、主なコミュニケート手段は言葉となる。
このブログのような書き物もあるけれど、毎日の接点の中心は、「話し言葉」である。

この「話し言葉」であるが、実は2種類の全く異なったもので成り立っている。
それは、「レポートトーク」と「ラポートトーク」である。

これを仕事の場で考えてみよう。
レポートトークは、まあ、実務的な内容を伝える会話である。
例えば、「今回の企画では、××の事情があったので、こういう内容としました」
というようなモノである。
仕事は一人でやっている訳ではないので、
こういう種類のコミュニケーションは絶対必要である。

これに対して、「ラポートトーク」は
気持ちを伝えるコミュニケーションである。
これが無いと、仕事がドライになってしまう。

Let's Get Down To Business.
という会話でいきなりビジネスを始めるのを良しとした時期もあったが、
金融でのM&Aや調達など、ビジネス自体もドライなものは
それでも良いが、通常のビジネスでは適当とは言えない。

この2つのバランスが必要である。
ドライになりすぎてもいけないし、
気持ち先行でもいけない。
それから大前提として、
ラポートトークは建設的なモノ、ポジティブなモノにしたいものである。

さて、これができるためには、心の余裕が必要である。
だから、どんな時でも心の余裕を持てるように心を鍛えねばならない。

興味深い話しがある。
ある高僧と普通の若い男、2人をお寺の座敷に
何も説明せずに座らせていたという。
ただし、脈拍とか呼吸など、身体の状態を計測するための
器具つけて、待機させていた。
そこに突然、真っ裸の若い女性を飛び込ませたのである。
おもしろい事に、高僧も若い男も、同じように動揺し、
計測値が一気に上がったという。
しかしながら、高僧はすぐに平静時の状態に戻ったが
その若い男はなかなか戻らなかったという。

これが意味するのは、
心の余裕は
「変化に動じない力」ではなく、
「変化があってもいつもの自分に早く戻れる力」
であるということだ。
あっ、脱線してしまいました。

| | Comments (0) | TrackBack (1)

Sunday, May 08, 2005

New Yorkへの想い

wallpaper-ny-newyork-city15

私は1980年に大学を出て社会人になった。
最初の数年間は本当に下積み的な仕事ばかりだった。
東京海上は丸の内に本社があったから、
そういう意味では、一般的にはうらやましがられる立場だったと思う。
仕事は、石油プラントやビル建設工事の保険手配の仕事だった。
当時は保険事業は独占禁止法の適用外となっていたので、
自由度が非常に少なく、創造性が発揮しにくい業種だったと思う。

だから、なぜかNew Yorkにあこがれていた。
New Yorkがどういうところだったか知らなかったし、
もちろん行ったことも無かったけれど、
会社の同じ部の上司がNY駐在員だった方が何人かいて
その方の話を、憧れの中で聞いていたのを思い出す。

なぜか、その時のイメージは、
Skyscraper(最近、この言葉は使われないが、高層ビルの事)の10階くらいから
下の街路をたくさんのビジネスマンが歩いているシーンだった。
いつか自分もそのNYに住んでみたい、働いてみたい、
そんな事をずっと想っていた。

人間は不思議なもので、
具体的なイメージを持っていると実現すると言う。
鮮明に視覚化された想像は、自律神経系の中で
現実と区別されず処理されるからだそうだが、
未来の夢や望みを繰り返し意識的に回想していると
それが意識化に沈殿し、
自分の行動を無意識のうちに
その夢や望みをかなえる形に変えていってしまう。

私のNYの夢も1987年に、
コロンビア大学のビジネススクール留学という形で実現した。
悩みを抱えながらも、その日、その日の仕事を
精一杯に取り組んだのが評価されたのだと思う。
会社の留学生制度に推薦され、
結局、NYのコロンビア大学院の学生として
マンハッタンで2年間、生活できることになったのだ。

そう言えば、
他にもたくさんの夢と望みがかなっている。
例えば、「ベンチャー企業の社長になりたい」
という夢は、大学時代からなんとなく思い続けていた。
だから、夢と望みを持つ事が大事であることは
身体で知っているつもりだ。

そして、今の望みは
会社を上場公開させることだ。
僕は、アメリカで生活し、大学院で勉強したことで
それまでには想像できなかった世界が開けた。
それと同じで、
会社を上場公開させたら、
また新しいステージ、世界が開けることになるだろう。

人間の幸福とは、
快楽の状態にいることではないと思う。
本当の幸福とは、
目標を達成できた時に味わえる。
私はそう信じている。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Monday, April 18, 2005

深く考え、広く考え、逆さに考える

images


最近本を読んで知ったクイズです。


ゴルフのコンペがあった。
ショートホール16番で7番アイアンで打ったら、ワンオンした! 
さて、そこまでは良いのだが、そこに風に吹かれて紙袋が飛んできて、
ボールがその中にはいってしまった。
さあ、なんとかバーディーとしたい。
どうするか。

さあ、そんなクイズです。

(1)紙袋から出して打つ。これは反則で、ペナルティーが課されてしまうのでNG
(2)紙袋に入れたまま打つ。チャレンジングだけれど、確率は低いです。
(3)キャディーさんに頼んで出してもらう。なかなか良い線いってきました

正解は無いのですが、
ひとつの答えは、「紙袋を燃やす」です。

このクイズの教訓は
「どうすると紙袋の中のボールを正しく打てるか考えていてもダメ」という事です。
本質は、「邪魔者である袋をなくす事」です。

これって、ビジネスの世界では陥りやすい罠ですね。
例えば、新しい営業先に行って、
すぐに商談を始めてしまう。これも紙の中のゴルフボールを打つようなもの。
遠回りでも信頼関係を作るのが先です。
紹介の場合、リピートの場合は、だから営業効率が良いんですよね。
上司通しで信頼関係がある場合も要注意ですよね。本人は信頼関係が無いのだから。

では、ビジネスにおいて、この「袋」の存在となるものとして
信頼関係以外何があるか。

それを考えて行きます。
(次回のブログに書きます)


| | Comments (0) | TrackBack (0)

Tuesday, March 22, 2005

大事な日々のトレーニング

世界トップランキングのスポーツ選手は、
「何割の力」で試合を戦っているかと言うと・・・
「7割の力」です。

彼らはプロですから、
当然ながら「ギリギリの力」で戦っていると
思いがちですが、そういう訳ではないのです。

ただし、7割というのは
「3割、手を抜いている」という意味ではなく、
「歩留まり」という意味です。 

これは私たちの仕事についても同じだと思います。

100%いつもフルフルで仕事をしていたら、
余裕が無くなってしまい、
全体を見ることができなくなってしまいます。
だから、70%の歩留まりでも十分やっていけるように、
ベースである「100」を上げる必要がある。

そのために、プロはトレーニングを欠かさない訳です。
100が110になれば、70%でも77になり、
120になれば、84になります。

これがトレーニングの目的です。

今、私たちの力が100で、本来歩留まり70の所をギリギリ頑張って75の力で、
日々仕事をしているならば、
ベースを110とか120に上げて、
77とか84の余裕で仕事をしようと言うこと。

7割の力でありながら、84のパワーで仕事をすること。

そのため、日々のトレーニングが大事なのです。


| | Comments (3) | TrackBack (0)

Monday, December 06, 2004

プロという事

P505i0043057403.jpg

昨日、「オリンピック選手の泳ぎ」を間近で見る機会があった。
小学校4年生の娘が青山にある「子供の城」の水泳教室に通っていて、その試合(記録大会)があり、その中で特別出場してくれたのだ。

森隆弘選手。24歳。アテネオリンピックの200メートル個人メドレー6位入賞者だ。日本人として、個人メドレーでは初めての入賞者だ。

子供用のプールだから、25メートル、そして深さもおへその上くらいまでしかない。そんな中でも、200メートルを力一杯泳いでくれた。なんと、4ヶ月の時からプールに入り、小学校1年生からオリンピックを目指していたとの事。

本当にプールサイドからその泳ぎを見せて頂き、また、すぐ隣でインタビューに答える森選手の姿をみせてもらった。ほんと、「良いものをみる」、「一流のものをみる」という事は違うなと実感した。伝わってくるエネルギーが違う。

あっと思ったのは、泳ぎに入る前に、飛び込み台のチェックを念入りにしていたことだ。
これも習慣なのかもしれないが、私はそこに彼のオリンピック選手になれたプロ性を見た。
それまで子供たちが何回も使った飛び込み台だ。そのさりげなく、しかし、念を入れたチェックに私は感動した。

自分たちは、森選手のような勝負の仕方をしているわけではない。毎日、毎日が勝負だ。しかし、プロという意味では一緒のはずだと思った。いつも、アンテナが立っているか、大事な事を見逃していないか、レベルアップの努力を続けているか・・・。

「そんな事にいつも気を張っていたら、疲れちゃうよ」という次元では、そもそも失格なんだと思う。これが自然体になるまで、自分を高めていきたい。そう思った。

| | Comments (10) | TrackBack (0)

Wednesday, October 27, 2004

何が大事か

昨日、横山禎徳監査役と定例のミーティングを持たせて頂いた。
当社経営上のアドバイス、ご指導を頂くためである。

横山さんは、私がマッキンゼーに入社した時の東京オフィスマネージャーで、
仕事について、人生について、極めて大きな影響を与えてくださった方だ。
DBMG創業以来、監査役と顧問役をお願いしている。

ミーティングの中で、
「クライアントの社内ポリティクスの中で、どう仕事をするべきか」という話が出た。
横山さんの答えは、「社内ポリティクスからは離れるべし」というもの。
そこまでは、一般ビジネスでは当たり前とも言われること。
しかし、横山さんの本質的な示唆は違うところにあった。

それは、「仕事のために仕事をせよ」ということ。
「仕事を成功させるために仕事をせよ」
というものだ。

私は大事なことに気がついた。

自分のためだけに仕事をすると、
なにか障害があると人のせいにしたくなる、

特定の他人のために仕事をしていると、その人に裏切られたり、
理解が得られなかったりすると失望する。

仕事はもっと高い見地でやるのだ。

仕事は、クライアントが良い仕事ができるようにするため、
また、顧客がより良い生活・人生を送れるようにするため、
また、社員がより活き活きと仕事ができるようにするため・・・
にするのだ。

そういう見地でやると、
日常の悩みや迷いがつまらないことに見えてくる。

そして、大事なことは、
その仕事をするためにも、
大きな利益を出さねばならない。

利益は、会社が儲けるため、
自分たちの生活をよりよくするため
と思っていると、遠慮がでる。

しかし、そんなケチなレベルで
仕事をしたくない。

それは、私たちが
より社会的にインパクトの大きい仕事、ス
ケールの大きい仕事をするために、
必要なのだ。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Monday, October 18, 2004

挑戦と言うこと

週末に興味深い本を読んだ。脳医学の本である。
マーケティングは、消費者の心理の理解が極めて重要だが、
人間の心理に脳の構造が大きな影響を与えているという話だ。
その中で、興味深い話が紹介されていた。

第二次世界大戦の折り、ドイツがたくさんのユダヤ人がとらえられ、
監獄に入れられた。
何年にも及ぶ長い監獄生活の中、
病気で死ぬ人も多かったが、それ以上に
精神病で死ぬ人や、活きる気力を失って亡くなる人が多かったという。
その人は、ドイツに移住してしまったことをクヨクヨしたり、
早く海外に逃げなかったことを後悔したりだっと言う。
こういうタイプが最初に、死んでいったという事である。

2番目に亡くなったのは、単純に楽観的な人。
今度のクリスマスが来たら解放されるだろうと
毎年、期待をつなぎ、最後はあきらめに変わり、
死んでいった。

最後に生き延びたのは誰か。
それは、事態を厳しくとらえながら、
つまり、これは大変なことだとシビアにとらえながら、
あらゆるチャンスを見つけようとしてきた人たちだと言う。
2番目の人が、他の人と同じような監獄生活を送っていたのに対して、
この人たちは、看守と仲良くなったり、いざという時のために身体を鍛えたり、
ドイツ軍の状況を、冷静に観察、分析をし続けたという。
そういう人たちが精神力を維持し、最後まで生き延びたという。

企業経営でも、仕事でも同じような事が言えるなあ・・・と思う。

言い訳をするのは、簡単。
楽観的に毎日を過ごすこともできるだろう。

しかし、状況を冷静に見つめ、観察・分析し、
あらゆるチャンスを虎視眈々と狙うことが
本当に大事である。

こういう精神力が、
チャレンジ精神の本質なのだと思う。

| | Comments (0) | TrackBack (0)